ピティナ・ピアノステップ

仙台青葉ステーションが、南三陸の子どもたちとの交流イベントを実施

5月18日(日)、庄司美知子先生が代表の仙台青葉ステーションによる「仙台5月地区」がカワイミュージックショップ仙台4Fホールで開催され、当日の開催レポートが届きました。

ステーション代表である庄司美知子先生は、「被災地へピアノを届ける会」の実行委員長として、過去三年にわたり活動を続けていらっしゃいます。
今回のステップでは、発足のきっかけとなった宮城県の南三陸の子どもたちが招待され、ピアノを届けてくれた感謝の思いをこめて、ピアノとピアニカのアンサンブルを披露してくださったそうです。子どもたちの招待にあたっては、CrossGivingでの寄付金が使われました。

仙台青葉ステーションのレポートから

 5月18日の仙台5月地区ステップでは2つの企画を盛り込み大変充実した内容となりました。
震災から3年が過ぎた今年、全国のPTNAの先生方や本部の方々のお力添えで「被災地へピアノを届ける会」よりピアノを贈らせていただいた子供たちの中から南三陸の生徒さん達が招待されました。
「全国のみなさんありがとう」と書かれた手書きのメッセージを掲げて心のこもったアンサンブル演奏を披露してくださり、会場は泣きながら聴き入られている方々でいっぱいでした。演奏テクニックだけではなく、心に響く音楽とは何かということをあらためて気付かされました。
また、お昼の時間を利用して「耳と目と心で楽しむファンタジーの世界へ」と題したトークコンサートを行いました。絵本『14ひきのあさごはん』がスクリーンに映し出され、朗読にあわせて庄司美知子先生と吉田彩さんによるピアノ連弾が演奏されました。ストーリーにあわせて映像が動き出すので小さな子たちは大喜び、子供も大人も楽しめる企画となりました。
この日は市内で青葉まつりが開催されており、街中が賑やかな雰囲気であふれていたので、ステップに出てお祭りも観て参加された皆さんにとってはとても盛りだくさんな思い出の一日になったのではと思います。
一つ一つのステージを踏んで成長していく生徒さん方を見守りながら、音楽の楽しさを体験していただけるよう様々な企画を今後もご用意していきたいと考えています。
最後に今回のこの2つの企画に携わっていただきました全ての関係者の方々、お手伝いいただいた諸先生方に心より感謝を申し上げます。

仙台青葉ステーション  相馬一美

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