池下地区に参加した山下尚浩くん（高1）は、中学生の頃から部活とピアノを両立しています。今回も陸上部の試合終了後、池下地区の会場に直行し、演奏しました。「忙しいはずなのに、受験や試験の前でも一度も休んだことがありません」と指導者の松川美子先生（正会員）。

山下くんにとって、ステップは自分が成長するチャンス。「アドバイザーの先生方からのアドバイスは、普段のレッスンとは違う視点で新鮮です。いただいたメッセージを松川先生に見せると噛み砕いて説明してくださるので、自分の中でより深く吸収できるように感じます」（山下くん）

最近の楽しみは、高校生の仲間3人と参加しているグループレッスンです。自分たちで選んだアンサンブル譜を約10分間で譜読みして、ピアノ2名・キーボード・エレクトーンに分かれて合わせます。「4つの楽器のメロディーが重なって1つのハーモニーになるところが、オーケストラに近い感じがして大好きです」と声を弾ませながら語る山下くん。純粋に「ピアノが好き」という気持ちが、山下くんの原動力となっているようです。