アドバイザーは手で語る 宮本聖子先生
ステップの開催は年間約550地区。のべ1,800名に及ぶ先生方がアドバイザーとして各地へ飛び回っています。
「音楽と共に人生を歩む参加者を、目一杯応援したい」。 これが全国のアドバイザーに共通した想いです。そしてそれはステップが目指す在り方でもあります。
宮本 聖子先生(正会員/大阪府)
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。ベルリン芸術大学Konzertexamen修了。相愛大学非常勤講師。
- メッセージを書く際に心掛けていること
- 良い部分はより伸ばせるように、そして改善したらより良くなる部分に関しては具体的な解決策を書いています。次にでてみたい、これからも頑張っていきたいとモチベーションが上がるようにメッセージを送るよう心掛けています。また、参加者からの60字コメントに「こういう部分を 聴いてほしい」「どのように練習したらいいか?」といった質問がある場合は、次のレッスンに繋がるようお答えする形でメッセージを書いています。
- 生徒さんとの本番への取り組み方
- 「本番」は大きな目標です。目標があると、その日までに演奏が「完成」するよう計画的に自宅の練習やレッスンに取り組むようになりますし、長い時間をかけて1つの曲を練習することでその曲の魅力を発見することできます。 また新たな「出会い」があることもステージならではの経験です。初めて触るピアノ、訪れた事のない会場、自分の演奏を拍手で迎えてくれる聴衆。未知の舞台で音楽を通して自分を表現すること、そしてそれを多くの人から評価してもらえることは大きな経験値になります。
- 参加者・指導者へ
- 小学校の高学年・中学生くらいになると塾や部活を始める方も多くいらっしゃいます。ピアノ以外のことに割く時間が増え、ピアノの優先順位が変わる方もいらっしゃるでしょう。勉強したり、本を読んだり、友だちと遊ぶ等この時期にしかできないことを大切にしながら、ピアノを使って表現することの喜びや楽しさも知ってほしいと思っています。