前日までにウェブの開催記録で本番の様子や雰囲気を何度もチェックし、当日に臨みました。メッセージを書くにあたっては、用紙に書かれた「学年」と「ステップ」に必ず目を通し、60文字コメントをしっかり聞くことを意識しました。出来る限りその人の良いところや個性を伝えると共に、レッスンで生じた課題を第三者の視点から補強するような指導も必要だと感じています。　

アドバイスをきっかけに視点が変わったり、次の目標が生まれたりしたら嬉しいですね。 ステップの「アドバイス」はコンクールの「審査」と違い、コミュニケーションの要素が強いと感じました。

60文字コメントをコミュニケーションツールと捉え、ぜひ自分がステップに出る目的・目標を具体的に示して頂けると、よりそれぞれの方に寄り添ったアドバイスが出来ると思います。

♪参加者の皆さんへメッセージ

ただ弾くだけでなく、他の人の演奏を聴きに行くつもりで参加してもらいたいです。他の参加者の演奏に刺激を受けて、感性が広がることもあるでしょう。それから、せっかく同じピアノに取り組む仲間と出会う機会ですので、コミュニケーションカードなどで交流を深めてもらえたらと思います。

（会報305号より）