アドバイザーは手で語る 大嶺未来先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
大嶺未来先生(正会員/東京都)
参加者それぞれに合った言葉が不可欠だと思い、60文字コメント等で各人の特徴や属性を把握するよう意識しました。事前準備として動画サイトで演奏を聴いたり、弾く方の年齢層を想像したりして曲の理解を進めてから臨みました。
またトークコンサートをさせて頂くにあたり、「自分だからこそ伝えられることは何か」を考えました。思い至ったのは11年間のヨーロッパ留学でした。ピアノを生み育てたヨーロッパの文化や歴史に興味をもつきっかけになればと思い、初回のコンサートでは春をテーマにした曲を取り上げ、ヨーロッパ圏の人がどんな気持ちで春を迎えるかをお話させて頂きました。
♪参加者の皆さんへのメッセージ
ぜひ想像力をもって音楽に取り組んでもらいたいと思います。イメージを膨らませることで目の前の曲に興味深く向き合うことが出来るはずです。想像を助ける知識は比較的簡単に手に入る時代ですから、まずは「どんな曲かな」と考える癖をつけていってほしいです。
(会報308号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
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