アドバイザーは手で語る 高木麻紗子先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
高木麻紗子先生(正会員/神奈川県)
私が幼いときは年に1回のコンペしかありませんでしたが、今はステップがあることで常にステージが開かれていて、ピアノ学習者にとってすごく幸せなことだと思います。
今回初めてアドバイスするにあたり、曲の背景を調べるのはもちろん、できる限りの曲を実際に弾き、大曲でさらいきれない場合には音源を聞いて、ステップで演奏される曲が全て頭の中でならせる状態にして臨みました。演奏前の60文字コメントで曲に対する思い入れをお聞きしてから演奏を聴くと、その曲を感動をもって聴くことができ、自然と言葉が溢れてきました。
参加者の方の曲への愛が伝わってきて、思わず涙してしまう場面もありました。 メッセージには、どの方にも「もう一歩成長してもらうための一言」を贈るように心がけました。その時演奏された1つの曲を超えて、その方の音楽人生でもう一段ステップアップできるような言葉を考えてお伝えできればと思います。
♪参加者へのメッセージ
人前で弾くのは緊張するし、怖い気持ちもよく分かりますが、ステップはピアノが好きな人なら誰でも大歓迎です。会場にいる方は皆あなたの味方ですし、「いつでも弾きにおいで」と待っています。ぜひ、「すぐそばにあるステージ」を楽しみに来てください!
(会報314号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
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