アドバイザーは手で語る 種子尾由里先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
種子尾由里先生(正会員/京都府)
アドバイザーという仕事のやりがいと責任
一番注意するのは言葉使いで、ともかく「分かりやすく書く」ことに努めています。ピティナ・ピアノ曲事典を活用しながら事前準備を行うのですが、特にグランミューズ参加者からは、知らない作曲家や曲を学ぶことが多いですね。
初めて知った曲から自分の生徒の課題を決めることもありましたよ。
コンペの審査の場合は「今この瞬間の完成度」で評価をしなければいけないところが苦しいですが、ステップなら、例えば「今日はポロポロとミスをしてしまっているけど、将来的に伸びる要素が多くある」ということも加味して評価できるところが嬉しく、やりがいがあります。
昨年10月の札幌手稲地区で参加していた男性が、今年1月の船橋1月地区に 参加し、60字コメントで『札幌で種子尾先生にいただいたアドバイスがとてもためになった」とおっしゃっていて、その再会に驚いたとともに、改めて自分の書くアドバイスへの責任も感じました。
(会報318号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
アンケートはこちら