アドバイザーは手で語る 直井文子先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
直井文子先生(正会員/埼玉県)
ステップは、毎回異なる運営スタッフ、アドバイザー、そして参加者が集って作り上げる場という意味で、非常に音楽的だと思います。音楽は聴衆との一期一会の出会いで、その瞬間に何を伝えられるかが勝負。一瞬だからこそ密度が濃く、形は無くなっても強く心に残ります。
私が大学に勤めていることもあり、「またいつかお会いしましょう」という旅人のような関わりはとても新鮮で、尊く感じられました。
アドバイスを書くにあたっては、受け取る参加者の方が「きちんと聴いてもらえた」と感じられるような、核心を捉えた一言を模索しています。書く自分が迷わず、そして読む方もまっすぐ次へ歩んでいける、すっきりした言葉をお贈りすることが目標です。
参加者へのメッセージ
ステップに参加しようと考えている方は、それだけでまず Bravoです!学びの環境に身を置こうとする意志を持つことは、成長のための最初のステップに足をかけたことに他なりません。そして実際にステージに立てばレッスン室やご自宅では気づけなかった上質な課題をいくつも得られます。ステップとの出会いに自信を持って、舞台ならではの発見を積極的に味わっ て頂けたらと思います。
(会報314号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
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