アドバイザーは手で語る 両澤隆宏先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
両澤隆宏先生(正会員/兵庫県)
作品の「裏」を知るともっと音楽が楽しくなる
トークコンサートは、限られた時間の中でいかに奏者が伝えたい部分をお客さんに受け取ってもらえるかが勝負です。よってトークと演奏のバランスが重要となり、そのプログラムを考えるのは難しくも楽しい作業です。
水戸5月ステップのコンサートでは、伝える手法としてA4の資料を配布しました。トークの内容の補足に加え、曲のイメージを広げるような視覚資料や詩を載せています。
たった数分の作品であっても、作曲家がインスピレーションを受けた他の文学作品の存在や当時の社会事情等、支えている要素は多岐にわたります。
トークコンサートでは、作品や作曲家について思わず知りたくなるようなたくさんの要素を詰め込んでいます。ぜひご自宅に帰ってから本を読んでみたり、曲を弾いてみたりと、何か興味の幅を広げる手助けとなれば幸いです。
(会報327号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
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