アドバイザーは手で語る 伊藤裕子先生
ステップの開催は年間約500地区。のべ1500名の先生方がアドバイザーとしてご協力くださっています。アドバイザーの先生方が何を思い、感じ、アドバイスを記すのか、その根源を探ります。
伊藤裕子先生(正会員/福岡)
ステップ前には必ずプログラムに目を通し、可能なものは一通り演奏 しています。たとえ既知の曲であったとしても楽譜を開いてさらってお くことで、曲のポイントを頭に入れることができるからです。
いろいろ な曲に触れるので、このプログラムを受け取ってからの 2 週間はとても充実した楽しい時間です。長年アドバイザーを務めていますとほとんどの楽譜は手元に揃ってまいりますが、それでもグランミューズの方が初めて出会う曲を演奏されることがあり、その際には必ず楽譜を購入しています。
いろいろな作品に出会うこと自体も楽しいですが、「この曲は自分の生徒さんにも弾かせたい」と新しく思うこともあり、ステップの現場には指導のヒントがつまっていることに気づきます。
~ステップに参加される方・指導者の先生へ~
「本番」という目標があると日頃の練習に身が入り、曲の仕上がりも変わってきます。たとえ本番でうまく弾けなかったとしても、必ずその経験は数ヵ月あとに力となって現れるはずです。
(会報333号より)
あなたがこれまで受け取った中で心に残っているアドバイザーのメッセージや、アドバイスに関する印象的なエピソードや要望がありましたら、ぜひお聞かせください!
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