ピティナ・ピアノステップ

横浜6月ステップで管楽器アンサンブルデモンストレーション(6/12)

横浜アンサンブルアソシエステーションの主催する2年目の横浜6月は、会場を旭区民文化センターに移して開催されました。全参加者のうち1/3もの参加者が、アンサンブルでの参加となっているのが特徴的なステップでした。

ステーションの母体である「横浜アンサンブルアソシエ」では、主宰の江崎光世先生を軸に、アンサンブル指導法の普及や研究をされており、これまでに「4手連弾」「6手連弾」「弦楽器による室内楽」の楽譜編纂や指導法研究をしてこられました。
そして今期のテーマが、「管楽器とのアンサンブル」ということで、この日の横浜6月ステップでは、オプション企画として、管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット)による室内楽のデモ演奏&レクチャーが実施されました。

管楽器とピアノの組合せは、聴く機会も少ないアンサンブルですが、曲目は、ピアノ曲で耳馴染みの曲ばかりで、しかも今回のアドバイザーで作曲家の小山和彦先生も編曲に携われたとあって、会場の皆さんは、大変興味深く聴き入っていました。

前回デモ演奏された弦楽器と対比させ、さらに管楽器それぞれのもつ音域や特徴も、比較しながら感じ取ることができるように工夫されたステージでした。

フルートを担当された多久先生は、進行役を務められた江崎先生からの、「リハーサル中にフルートで遊んでいらしたけど、それは?」という問いに、ボイスパーカッションならぬ「フルートパーカッション」の即興演奏をご披露され、子供たちも大喜び。楽器をおもちゃのようにして楽しく遊び、そして深く音を追求していく奏者の方々の姿が、何よりも子供たちの心に残ったのではないでしょうか。

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