ピティナ・ピアノステップ

初めてのチェンバロ・ステップ - 広島中央支部より

広島中央支部チェンバロステップ

今年の3月、広島中央支部の総会の時、古楽器を使った新宿ステップのチラシに「広島でもできないかしら・・・」と言う声が上がり、この11月4日、初のチェンバロステップが広島で開催されることになりました。 会場は、昨年からステップの会場としてお借りしている広島音楽高校講堂です。広島在住のチェンバロ奏者、小田郁江先生が趣旨に大変賛同して下さり、当日は先生ご自身のチェンバロをご持参の上、参加者へのレッスンも快く引き受けて下さいました。 通常のステップが行われている同じ時間に学校内の会議室でチェンバロのリハーサル・・・。初めて触れるチェンバロに、最初は皆緊張気味でしたが小田先生の暖かいお人柄に触れ、すぐに場も和み、リラックスした雰囲気でのリハーサルとなりました。

小田郁江先生のレクチャー&ミニコンサート

午後2時40分からの本番は、まずは小田郁江先生のレクチャー&ミニコンサートからスタートしました。チェンバロの活躍した時代のこと、ピアノとの構造上の違い、チェンバロを弾くときの注意点など、大変にわかりやすく説明して下さり、ラモー、バッハ、ヘンデルなどの作品を演奏して下さいました。

その後のチェンバロ・ステップの参加者の演奏は小学生から大人の方まで・・・。今日始めてチェンバロに触れたとは思えない素晴らしい演奏で、チェンバロの心地よい響きが音楽高校の講堂全体に響き渡りました。

チェンバロ・ステップの参加者の演奏

特にグランミューズで参加されたお二人は、チェンバロとピアノ両方を演奏なさいましたので聴いている我々も、チェンバロとピアノの音色の違いをしっかりと感じ楽しませて頂きました。今後も広島中央支部のステップでは、室内楽体験やチェンバロ体験などバリエーション豊かなステップを実施していく予定です。

レポート:沢田 菊江先生(広島中央支部所属、広島メイプルステーション代表)

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