ピティナ・ピアノステップ

ステップ訪問記録 - 目白バロック

6月8日、雑司が谷音楽堂にて、目白バロック地区が開催されました。 この地区は、バロックに精通した3名のアドバイザー(林苑子先生、久元祐子先生、三浦実先生)をお招きし、今年で4回目を迎える「目白バ・ロック音楽祭」の中で行われました。

音楽祭は今も開催中です。「バ・ロック」と間に「・」が入るんですね。 晴天に恵まれたこの日、バロック曲と近現代曲のレパートリーをひっさげ、さらに磨きをかけるために48組の参加者が目白の地に集いました。

目白カンタービレステーションの林苑子先生は、参加者のプログラムにも工夫を凝らし、ひとつの部に子どもから大人までが勢ぞろいするように演奏順番を組まれました。 「おとなの演奏を一生懸命に聞く子どもたちの表情に感動しました」と、林先生。バッハ、スカルラッティ、ラモー・・・と、静かにそして華やかに力演が続きました。

さらには、アドバイザーとしても活躍されている村井頌子先生もクープランの曲で参加。音楽堂の小さな空間のただなかに、バロックの世界の深遠さがほの見えるようでした。

また、目白カンタービレステーションの特別企画として、「現代ピアノで弾くバロック」をテーマに、3人のアドバイザーが10分ずつのトークコンサートを担当。聴講者募集の反響は大きく、3回のコンサートはどの回も満員の盛況でした。

参加者の皆さんには、バロックの異空間に集中して浸ることのできた、この日の貴重な経験を糧に、さらにご自分の音楽を高めるべく、学び続けていってほしいと思います。

目白カンタービレステーションの開催レポート

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