ピティナ・ピアノステップ

林 苑子 先生◇アドバイザー short interview

林苑子先生

アドバイザーメッセージ枚数ランキング第2位は、林苑子先生です。(15地区、1,010枚のメッセージ)
ステップの主人公といえば・・・もちろん、参加者の皆さんです。しかし林先生は、「演奏するステップ」だけでなく、もうひとつ別の側面にも着目してほしい、とおっしゃいます。それは「聴くステップ」です。
ほかの参加者の演奏を聴いてほしい、というのはもちろんのこと・・・、「特にご家族やお友達の方にステップの会場にいらしていただきたいんです。音楽の素晴らしさに目覚めたり、参加者の苦労や成長に気づいて、皆で応援していこうという気持ちになっていただけるかもしれないでしょう?」。

目白カンタービレステーションの代表として初めてのステップでは、子供たちが目を丸くしてグランミューズの皆さんの演奏を聞いているのに、改めて「聴くこと」の教育的価値を感じたそうです。「音楽を一生の友とする」姿を、間近に見せてあげたいですよね。
さらに「聴く」といえば、演奏が終わったあとの講評。この1年で1000枚以上のメッセージを書いた林先生ですが、「メッセージは個人個人に渡ってしまいますが、講評は会場の皆でいっしょに聞けるので、その場を大事にしたい」とのことです。
実際、ステージから話しかけていると、弾いている本人よりも、家族からのポジティブな反応に会うことが多く「音楽教育の効用を理解していただいたり、家庭内でピアノレッスンがよりしやすい環境になればと願います」。

最後に、「社会の中の音楽教育」について考えるのには、アドバイザーが果たすべき役割はとても大きい、という林先生。常に各地で新鮮な発見をし、わたしたち本部事務局にも多くのことを教えてくださるその目は、ますます冴えているようです。

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