深谷 直仁 先生◇アドバイザー short interview
アドバイザーメッセージ枚数ランキング第3位は、深谷直仁先生です。(11地区で970枚のメッセージ)2000年頃からアドバイザーとして各地を回っていらした深谷先生は、すでに60回近くもこの仕事をお勤めです。そうしたなか、ステップでは、個人の門下だけではできない音楽会が実現できるし、参加者にとっての利用価値が、ますます拡張しているのを各地で実感できます、とのことです。
全国各地で開催されるようになってからは、望めば望むほどさらに多くの場数を踏むことができるということで、結果的に「生徒と指導者が一緒になって著しくレベルアップしている」のではないか、とのことでした。
著しくレベルが上がっているといえば、、、「グランミューズの参加者の演奏は、動機がきわめて高いところにあるのが伺われ、いつも、存在感があります」。
グランミューズのみなさんは、練習時間の確保が難しい中で、効率のよい練習をされているのでしょう。深谷先生がピティナ・ピアノセミナーでのテーマにしているのもまさにこの「良い練習について」です。
「ピアノという楽器の宿命だと思いますが・・・」と深谷先生もおっしゃる通り、長い練習時間がどうしても必要。よって、小学生くらいのときに、いかに練習する習慣をつけるか、いかに基礎力をつけておくか、というところがポイントになります。
いっぽう、無理をしないでストレスを感じずにできる課題によって練習を組み立てる、できるだけ多くの課題を、音楽的なものに乗せるという観点も必須ですね。
ピアノの重い鍵盤を動かすためには、練習、あくまで練習・・・。つらいですが、事実です。深谷先生ご自身は、晩学であったために、この「練習」というところには相当こだわりをもっていらっしゃるようでした。このように、ステップでいろいろな考え方を持ったアドバイザーのお話が聞けるというのは、大きな魅力ですね。