ピティナ・ピアノステップ

岳本 恭治 先生◇アドバイザー short interview

岳本恭治先生

メッセージ用紙枚数ランキングの第9位は、10地区で855人の参加者へメッセージを送った、岳本恭治先生です。 アドバイザーといえば、ステップの楽しさを全国に広げる伝道師のようなところがありますが・・・。ステップの一番の魅力について、こんなふうに語ってくださいました。

普通、発表会やコンクールでは、実力を最大限に発揮すべく、しっかりと準備を整えて、より高い得点や演奏効果が得られるよう、本番に臨みます。 でも「ステップでは、参加者のニーズに応じて、自由に参加のタイミングや仕方を選べるところが良い」とおっしゃいます。
極端な話、ステージであがるのを克服したいので、逆に思いっきり緊張した状態で弾いてみてもよい。譜読みをしたばかりで出場してもよい。テクニック全般のことで悩みがあったら、何かの練習曲でとりあえず参加してみる、というのでもよい。
ステップは、曲を完璧に仕上げたり、成果発表の場、というだけではないんですね。
「あれだけの会場を使って自由に弾けて、3人のアドバイザーの評価とメッセージがもらえるという場所は、ちょっとほかには無いと思います」と岳本先生。「司会の方が読み上げてくださる60字コメント。曲についてのアドバイスを求めてもよいし、練習一般についてのアドバイスを求めてもよい。あれも工夫次第でいろいろな使い方ができますよ」

ステップを、大きな目的、深刻な本番と捉えるのでなく、参加者それぞれの目的のための手段として、自由に使いまくる・・・。お話を聞いていると、ステップへの参加の仕方が、さらに多岐にわたり、幅広くなっていく可能性を感じました。
ぜひ、皆さんのアイデアで、「え、そんな参加の仕方もあり?!」というのを、発明してみてくださいね!
そんな先生ですが、「自分がステップの参加者になったような気持ちで・・・、サインをもらってしまいました」というのが、08年1月の豊川地区にアドバイザーとしていらした、杉浦日出夫先生。中学生の頃から、ムジカノーヴァの記事などを通じて、ずっと尊敬していた先生とご一緒できて、感激の一日だった、のだそうです。

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