ピティナ・ピアノステップ

武田 一彦 先生◇アドバイザー short interview

武田一彦先生

1ヶ月にわたって続けてきました、アドバイザーメッセージ枚数ランキングの第1位に輝いたのは、武田一彦先生です。14地区、1,223枚のメッセージを書きました。

司会が読み上げる60字の紹介コメントを聞き逃さないようにしているという武田先生。受験生に細かい指示を書くとき、部活を続けながら参加する子どもに応援の気持ちで書くとき、それぞれ内容こそ違いますが、共通しているメッセージは、「大人になってもピアノを続けてほしい」ということです。
そのため、講評の時間にはピアノという楽器の魅力について、大いに語るようにしているそうです。楽器の王様と言われるように、幅広い音域を持つこと。オーケストラ曲を編曲して弾くこともできること。アンサンブルでは主役にも脇役にもなれること・・・。
ただ、ピアノは構造として打楽器なので、歌わせることが非常に難しい。そこで、弦楽器や歌の音色のイメージを持ち、歌わせることだけに集中したら、ほかの余計なことを考えないようにすること・・・、などをお話しするそうです。
こうしたことを、武田先生はアドバイザーとともに、トークコンサートの講師として実際に演奏を披露しながら、各地を「伝道」しているわけです。にしても、これだけの移動、しかもその間、練習の時間は無し、さぞかし過酷こととお察しますが・・・。

「あわただしい仕事の後に突然始まりますし、ほかのアドバイザーも見ていますし、スリルがあります(笑)。でもそこがまた生の演奏の面白さですよ。アンコールの声が起こったりすると、やっぱり嬉しいですね。」
そんな武田先生がよく尋ねられる質問は「ステージであがらないようにするにはどうすればよいですか」。でもこれに対する答えは、一つしかないようです。
「ステージに出る回数を増やすことです。舞台を踏むと、必ず目に見えない成長がありますから。」

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