ピティナ・ピアノステップ

こんなステージ発見しました! Vol.39

こんなステージ発見しました!

ピティナ会報 ステップ参加者インタビューから Vol.39

雨の季節が終わり、ようやく夏らしい気候になってきました。みなさんは夏休みの過ごし方は決まりましたか?
久々の参加者インタビューは、初めて自分で作った曲でステップに参加した女の子のお話をご紹介します。

須藤詩月さん&吉岡桜里先生(指導会員) 醍醐地区 1 月20 日(日)

初めての自作曲でステップに参加

醍醐地区で、自作曲「風の中のコスモス」を演奏した須藤詩月さん。作曲のきっかけは、小学3年生へ進級する時に、お父さんの仕事の都合で転校が決まったことでした。仲良しの友達と離れてしまう寂しさや不安、新しい環境での出会いに対する期待など、言葉にできない複雑な感情が溢れてきたそう。そんな想いをかたちにするため、自然と弾き始めたのが「風の中のコスモス」です。大好きな花であるコスモスが風に吹かれて揺れる様子と、自分の心の中で揺れる気持ちを重ね合わせてこのタイトルを付けたそうです。

詩月さんの頭の中に存在していた曲を、演奏を聴いた吉岡先生が楽譜に書きおこしてくれたことで、いつでも演奏できるようになりました。その後、お教室の七夕会で披露したところ沢山の人から嬉しい感想をもらったため、ステップでも演奏することになったそうです。当日の演奏について、アドバイザーの先生からは「メロディーに強弱をつけるともっと良くなるよ」と本格的なアドバイスをもらったことで、次回作に向けてさらにやる気がわきました。

今では楽譜を見ずに演奏できるようになったこの曲は、演奏すると当時の気持ちを思い出すことができる詩月さんの「一生の宝物」です。いつかはショパンの革命のエチュードなど、かっこいい大人の曲が弾けるようになりたいです、と今後の目標を話してくれました。

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