長い年月をかけて、今回達成しました。おめでとうございます！

初めてのステップは緊張しすぎて泣いてしまい、なかなかステージに上がれませんでした。パスポートに書かれている曲名を見ると、ピアノと過ごしてきたこれまでを思い出します。2曲全て評価Sを頂いた時はとても嬉しかったです。
逆に、うまくいかなかったステップもありました。沢田先生（ご自身の指導者）に「リベンジをしてみたら？」と言われ、もう一度同じ曲で、同じステップを受けたこともありました。前の評価よりも良く、とても嬉しく記憶に残っています。

いつも楽曲はご自身で選んでいるのですね？

課題曲の中から、自分が弾けたらかっこいいなと思う曲を探して選んでいました。普段は自分が知らないような曲に触れる体験ができて、非常に楽しいです。

学校の試験中も、受験の年も休まずレッスンを続けてこられました。ピアノはどんな存在ですか？

A：勉強する前に必ずピアノをするようにしていて、自分にとってピアノは、勉強の前のウォーミングアップのようなものでした。また、中学校、高校、と合唱祭で伴奏を引き受けることが多く、同級生からも保護者の方からもピアノが上手だねと言われていました。
何か弾いてとリクエストされた時は練習して、自分で動画を撮って送っていました。

今、コツコツと練習を重ねてステップへ参加している小中学生の皆さんに、メッセージをお願いします。

練習は大変ですが、弾けるようになった時はとても嬉しく、自分の弾いた曲で褒めてもらうことは、とてもやりがいを感じます。これは、他のことでは経験できない達成感だと思っています。上手、下手は関係なく、何よりも、弾いていて自分が楽しいと思うことがピアノを長く続ける秘訣だと思います。